ISUCON4で下から2位でした!!! #ISUCON
会場のLINE株式会社様、環境、懇親会提供のテコラス株式会社様、問題作成のクックパッド株式会社の皆様大変ありがとうございました。FAILで終わりたくなくて、午後の作業をすべてロールバックして終わったのでとりあえず0点じゃなくて良かったね……と思いました。 2台で捌ける状態にしててもだまのなかだったんじゃないでしょうか。
さて、今回のISUCONではCache-Controlうんぬんがどうこうではなく、仮想環境におけるリソースマネジメントの難しさがよく顕れた試合だったなと感じました。
- 仮想ホストが動作している物理ホストの構成によってネットワークリソースに大きな差が出る
- リモートから実行しているせいでネットワークリソースがボトルネックになる
- リモートから実行しているはずだけど、物理ホスト一緒だから帯域の問題が再現しない
- 物理ホストに載っている並列数によって使用できるリソースがばらばらになって再現性がない
コンテナの時代に突入すると、こういうことが実際の環境でも起こりえて非常に怖いですね。再現性がなくて本当に辛かったです。結局コンテナごとデプロイできるけど、その下のホストはちゃんとマネージする必要があるということです。40G Ethernetや100G Ethernetのように十分なネットワーク帯域がない限り厳しい気がしています。現状ネットワークで1歩前に出ているのは、GCPとMicrosoft Azureでしょうか。
とはいえTSSのつらさはベンチマーク待ち行列で思い知ることが出来たと思うので、そんなことは考えずにちゃんとリソースマネージメントしていかないといけないね、と思いました。